2011年10月7日・8日・9日、14日・15日・16日
12:00〜20:00(最終日は19:00まで)

父が亡くなってすでに二年近くになろうとしていますが、なかなか、遺していったものの整理が出来ません。60年ほどの歯科医としての仕事、同じくらい長い、宮澤賢治の作品研究の仕事。研究の枠をはみ出しての、賢治作品を基にした活動。趣味の写真、詩作や新聞への投稿など。父は何者であったのか、そして、私は?問い続ける日々の中から、この「展」を企画しました。来て、見て、下さい。
(8.14 息 純一)



須田 浅一郎 略歴

1920年(大正9年)生まれ。生家は八王子市で、江戸時代、「入れ歯師」をしており、自身は東京医科歯科大学歯学部卒で、家業を継ぎ歯科医師として、60年余従事する。
学生時代に、宮澤賢治の詩と童話に心酔し、賢治作品の研究、紹介に携わるとともに、詩作、研究誌への投稿、賢治ならびに木下杢太郎の詩をもとに作曲、創作童話の発表などの活動を展開する。
著書に「宮澤賢治を読むということ」 「宮澤賢治に酔う幸福」 「宮澤賢治の仏教」など。
2009年9月没(89歳)


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(須田 純一詩集 「恋」表紙)